山形は比較的天災が少ないと言われていましたが、

豪雨、台風、豪雪など毎年の様にニュースを賑わす状態です。 

 ワンちゃんネコちゃんの飼い主さんは自分の身を守ると共に

ペットを守る事も考えなくてはなりません。

災害時最優先は共に生き延びる事です。

そして被害を最小限にする事。

 まず家具の固定やガラス飛散の対策をして下さい。

 災害が大きければ大きいほどライフラインの復旧には時間が掛かり、

日常生活を取り戻すまでには相当な時間が必要でしょう。

物流は止まりますから避難生活に必要な水、ペットシーツ、ネコ砂、

フード(処方食が必要であればなおさら)のストックをして下さい。

フードは備蓄袋に入れたままだと賞味期限切れがちになるため

古い物から食べて新しい物をストックする「ローリングストック法」

がおススメです。

 ペットと一緒の避難が原則です。

避難先ではキャリーケースに入る事が必要となる為、

日頃からキャリーケースに入るトレーニングが必要です。

キャリーに入る=動物病院 になってしまうと病院に連れて行かれると思い

逃げてしまう事もあります。

 万が一 ペットが迷子になった時の為に、マイクロチップ挿入をおススメします。

2022年6月以降購入されたワンちゃんネコちゃんにはマイクロチップが既に入っていますが、

それ以前から飼われているペットは努力義務となる為、動物病院での挿入が必要です。

 

 山形県のホームページ(防災くらし安全部 食品安全衛生課)には

災害時の対応をまとめた『山形県ペット同行避難マニュアル』を

ダウンロードする事が出来ますのでご覧下さい。

 

鏡どうぶつ病院