7歳からエイジングケア
ワンちゃんネコちゃんは最初の1年で20歳に、
その後は1年に4歳年をとると言われています。
7歳は人間に例えると40代で中高齢期に相当します。
まだまだ元気な年齢ですが、20歳の頃に比べると健康のために
食事の内容に気をつかう年齢です。
ワンちゃんネコちゃんも若い頃とは必要な栄養素が変わってくるので、
年齢に応じた食事にしましょう。
老齢の変化は食事でケアが出来ます。
○消化器の衰え
食べる量が減る、下痢しやすくなる
→消化性の高いタンパク質を摂ることで、
弱りがちな消化吸収をサポート
○筋肉量の低下
疲れやすくなる、寝ている時間が長くなる
→筋肉量を維持するために必要なタンパク質量を維持
○免疫機能の低下
病気になりやすくなる
→抗酸化物質で免疫力を維持
○腎臓の衰え
飲水量が増える
→腎臓の負担を考慮しリンの量を調整
○歯の衰え
歯石の付着、心臓の機能低下
→歯の健康維持のためポリリン酸ナトリウム
心臓に配慮してナトリウム量の調整
○関節の機能低下
高いところに登らなくなる
→関節軟骨成分であるグルコサミン、コンドロイチン摂取
中高齢期用、◯歳以上用と記載してあるフードはたくさん市販されていますが、
統一された基準は無く各社で栄養構成が異なります。
中には成犬、成ネコ用とほぼ同じ栄養構成のものもあり、注意が必要です。
積極的に摂取したい成分と避けたい成分のバランスを踏まえた
フード選びが必要です。
試してみたい飼い主さんはお気軽にお声掛け下さい。