狂犬病予防法
先日、国内で14年ぶりの狂犬病による死亡がニュースとなりました。
昨年9月にフィリピンで左足を犬に噛まれ、今年2月来日、5月から体調不良を訴え
医療機関に入院し治療を受けていました。
狂犬病は発症するとほぼ100%の致死率で、世界保健機構(WHO)の
推計によると、年間5万5000人の方が亡くなっています。
新型コロナウイルの比ではありませんね。
山形県は狂犬病予防接種の接種率が90%で、国内で常に上位の接種率です。
真面目な県民性のおかげです。
ただし残念な事にワンちゃんを飼育しているにかかわらず、
ほとんど外には出さないから、、、と云った理由で、
登録すらしていない不届き者も居るんです。
現在ワンちゃんに接種している予防注射は、ヒトへの感染を予防するための方法です。
ワンちゃんを飼育している場合、市町村への登録と年1回の予防接種は
社会的責務です。
狂犬病予防法に基づく予防接種の期間は4月〜6月でしたが、
昨今の事情により施工規則の改正で7月以降の接種も法的に
認められる事になりました。
7月からは接種料金が元に戻りますので、ご注意ください。
鏡どうぶつ病院