人間同様、ペットのワンちゃんネコちゃんも不安を示す事が知られています。

厚生労働省によると人の場合、

天候、騒音などの環境要因

病気、睡眠不足などの身体的要因

不安、悩みなどの心理的要因

人間関係などの社会的要因

が挙げられ、この結果眠れない、お腹が痛くなる、イライラする

などの異常をきたすことがあります。

 ワンちゃんネコちゃんが不安やストレスを感じる主な要因は

遺伝的要因(不安気質)

騒音、雷、照明などの外的刺激

同居動物、飼い主との分離、ペットホテル、転居などの飼育環境

と考えられています。

それによって不眠、徘徊、落ち着きがなくなる

過度の咆哮、自己顕示、あくび、口の周りを舐める、震え、粗相、

身体の一部をしつこく舐める、攻撃的になるなど様々です。

不安障害がみられ原因が特定出来るのであれば、原因除去がイチバンです。

 近年、不安を示すマウスの腸内細菌を健康なマウスに移植すると

不安を示す様になった事から、腸内細菌とメンタルヘルスの関連が

考えられる様になりました(脳腸相関)。

 不安行動を減少させる腸内細菌を利用したサプリメントが発売されました。

原因が除去出来ない場合、利用されては如何でしょうか?

 

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