ネコちゃんを保護したら
この数年ネコちゃんの人気がスゴイです。
ペットショップやブリーダーで求める今までの入手方法の他に
動物愛護団体や保護施設から譲り受けて来る方、
外で子ネコを見つけそのまま保護される方など様々です。
特に保護したネコちゃんの場合、
ノミダニの外部寄生虫やお腹の虫の寄生を調べる必要があります。
外で暮らして居た期間に寄生したり、お母さんネコのお腹に入る頃に
既に寄生している事があるからです。
更にネコカゼと呼ばれる”ウイルス性鼻気管炎”にも注意が必要です。
目ヤニ、クシャミ、ハナミズと云った症状が特徴で、
外で暮らしていた子の多くが感染しています。
ヘルペスウイルスが原因でヒトのヘルペスウイルスとは別なので、
ネコからヒトに感染ったり、ヒトからネコに感染る事はありません。
ヘルペスウイルスは一度身体に入ると抜ける事はなく、
その後ストレスが加わると再び症状を出すやっかいな面を持っています。
放っておくと慢性化する事があります。
保護した場合、検診をオススメしています。
先住ネコちゃんが居る場合は特に注意してください。
これらの寄生虫、感染症をうつしてしまう事があるからです。
鏡どうぶつ病院